気仙沼市本吉町

入り組んだ複雑な海岸線と水深の深い入り江が数多く見られ

昔から天然の良港となって漁業が盛んな地域。

震災の爪跡が残る今もなお、その美しい海辺の風景と

豊かな恩恵を受け生きる、この町の人たち。

強く、とてもやさしい、真っ黒に日焼けした笑顔で働く背中が

この町の大切な宝もの。

商品も、そんな何気ない漁村の日々から生まれる、大切な宝物です。

 

 

 

 

山証とふるさと

宮城県気仙沼市本吉町津谷大沢区にある水産加工会社「山証」。

明治30年の創業以来100年を超え地域の特色を活かした地場水産加工品の製造を行ってきました。

しかし東日本大震災の津波で工場はすべて水に浸かり、大きな被害を受けました。

また、津波の第一報を聞き陣頭指揮を執っていた及川証越社長は社員を全員避難させた後、

あと一歩のところで津波にさらわれ帰らぬ人となってしまいました。

現在は二男の及川貴博さんが社長を務め、前社長の意思を継いで心のこもった

気仙沼の味を届けています。

 

 

yamasyo_cmmit1

 

 

変わらぬ製法で

生めかぶの収穫時期は1月から4月下旬ととても短い収穫期間になります。

三陸はとても広く、採れる場所において様々なめかぶが浜に上がりますが、

山証ではその中でも厳選しておいしいめかぶを仕入れ加工しています。

浜からあがっためかぶはゴミや汚れを落とすために丁寧に真水洗いします。

食べやすいように断裁を行い、このあとに適切な温度のお湯につけ冷水でひやすことで、鮮やかな緑色に輝きます。

しっかりと水を切ることにより粘りが強くなります。

すぐに梱包作業をし、冷凍後に素早く保存されます。この製法は明治時代からかわらない方法です。

 

 

yamasyo_cmmit1